アデコ株式会社は10月10日(月曜・祝日)、東京都より受託した「潜在的介護職員活用推進事業」の一環として、本事業の説明会および新田恵利さんによるトークイベントを都議会議事堂 都民ホールにて開催しました。現在介護職でご活躍される事業者の方や、これから介護の資格を生かして介護職にチャレンジしようとお考えの方、新たに介護職で働こうとご興味をお持ちの方等、多くの方々にお集まりいただきました。
今、新田さんが介護サービス等との接点の中で聞くのは、“ 「あなたがいるからここに来るのよ」「あなたがいるから頑張れるのよ」 という言葉を貰うことでまた頑張ることができる”という、現場で働くスタッフの方々の声。介護サービスにお世話になっている家族のひとりとして、介護の現場への深い感謝を伝えるとともに、 介護をお仕事として選ぶ皆様に大きなエールを送られました。
講演後半の質問会では、参加者から「親が認知症になった、と感じたらどうすればいいのか」 「なぜ自宅での介護を選択したのか」という、介護を自らの事として捉えたご質問が上がりました。さらに、自身に介護の専門性を身につけたい、等という決意のお声も頂戴し、会場全体に、新田さんの「明るい介護」への提案が届いたと感じられるイベントになりました。
介護有資格者の就業促進と介護人材の安定的な確保を目的とした事業です。介護資格を有する求職者に対して研修を行い、紹介予定派遣のシステムを利用して、最長3カ月にわたって派遣社員として受け入れ、双方合意のもと直接雇用されるものです。紹介予定派遣にかかる経費については、都が人材派遣会社に支払いますので、潜在的有資格者及び介護事業所の負担はありません。