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履歴書の書き方や、面接で気を付けたいところなど・・転職活動を開始する前に知っておきたい、基本的なポイントを集めました。

履歴書の作成は、転職活動において大事な一歩です。誤字脱字が無いように緊張感を持って作成しましょう。少し大変な作業ですが、履歴書の使いまわしはもちろんNGです。志望先に内容が正しく伝わるように、あせらず丁寧に作成しましょう。 最近ではパソコンで作成した履歴書も一般的になりつつありますが、介護業界の場合、手書きの履歴書が一般的です。

黒ペンで、ひとつひとつ丁寧に記入する

履歴書は、黒インクのペンで丁寧に記入しましょう。鉛筆・シャープペンシル、摩擦で文字が消えるペンの使用は原則NGです。万が一ミスしてしまった場合は、修正液や修正テープを使用せず新しい履歴書を作成しましょう。

証明写真は3ヶ月以内に撮影した最新のものを

履歴書に貼付する写真は、現在から3ヶ月以内に撮影したものが望ましいです。証明写真ボックスで撮影する場合、撮影前には服装の乱れがないか・背筋はきちんと伸びているか・表情に問題はないか等のチェックをしっかり行いましょう。このチェックが心配な場合は、写真専門店等で撮影することをお奨めします。プロがきちんと身だしなみを確認してくれるでしょう。 また、貼付する写真の裏には名前をフルネームで書きましょう。履歴書から写真がはがれてしまう場合があります。万が一はがれてしまった場合でも、名前の記載があると、誰の写真かがすぐ分かり便利です。

履歴書完成後は、まずコピーを取る

履歴書が完成したら、まずはコピーを取っておきましょう。面接官はあなたの書いた履歴書を見ながら質問しますが、その際履歴書の内容とあなたの答えがズレていた場合、あなたに良い印象を抱かないかもしれません。そうならない為に、履歴書のコピーを取り、面接前に履歴書に見返せるようにしましょう。

次に、面接の際に絶対気を付けたいポイントをご紹介します。限られた時間内で、どれだけ自分の姿や思いを正しく伝えられるかが、面接では大切です。緊張している中で流暢に話せなくても好印象を持ってもらえる、ちょっとしたポイントをご紹介します。

身だしなみチェックはしっかりと

面接では、なにより第一印象がとても大切です。証明写真の撮影時よりも念入りに身だしなみのチェックをしましょう。スーツにシワやホコリはないか、靴は汚れていないか、髪の毛に乱れはないか等、清潔感を意識するようにしましょう。面接時の服装について、特に企業側から指定がない場合はダークカラーのスーツを着用するのが無難です。

好印象は、表情と態度から

面接時には、なるべく明るい表情で、背筋を伸ばしはきはきと答えるようにしましょう。 背筋がまるまっていたり、答える声が小さいと、自信が無さそうに伝わってしまいます。もしどうしても緊張が解けず顔がこわばってしまう場合は、 素直に「緊張しています」と面接官に伝えましょう。そのことで自分の気持ちに余裕が生まれ、より前向きに面接に臨めるでしょう。

面接終了後も気を抜かずに

事業所の近くで面接を受けた場合には、面接終了後も気を抜かないようにしましょう。事業所が近くにある場合、例えば最寄り駅等に関係者が居るかもしれません。タイミングによっては、面接官が居るかもしれません。面接会場を出たからといって気を抜く(服装や髪の毛が乱れる、態度が急に変わる等)ことはNGです。面接終了後は緊張が解け気持ちも軽くなりますが、自宅に戻るまでは社会人として常識ある態度と姿勢を心がけましょう。

無事転職先が決定した後は、現在の職場に退職の意志を伝えましょう。円満退社が出来れば、次の職場でのスタートも気持ちよく切れるでしょう。

まずは所属部署の上司に意思表示をする

最初に退職の意志を伝えるのは「直属の上司」です。上司よりも上にあたる役職や、人事部・同僚等に話してしまうケースが多いですが、最初はまず直属の上司に報告します。ここでは「実は退職しようと思っていて…」等、相談と捉えられて話が曖昧に終わってしまわないように、”○月末をもって退職します”というようにきちんと、はっきり報告すると良いでしょう。

引き継ぎ作業はしっかりと行う

引き継ぎ作業は抜け漏れがないようにしっかりと行いましょう。 退職日までのスケジュールをきちんと把握し、いつまでに何をやれば良いのかを計画立てた上で引き継ぎ作業を行いましょう。お奨めは、引き継ぎノートを作成することです。それを読むことで他の職員が問題なく業務が行えるように、丁寧に作成することを心がけましょう。退職後に他の職員が困らないようにすることも、円満退社する上で大切な要素の1つです。

気持ちよいスタートの為の、円満退社

全ての作業が完了し、抜け漏れがないことを確認した後、退職日を迎えます。次の職場の準備で忙しい中で、退職する職場に対し「後任の負担がなるべく軽くなるように」という姿勢を崩さないことも、円満退職に繋がります。そして退職日までの日々の中で得た、社会人としての常識や、仕事の知識を学べたことに感謝をしつつ、次の職場の入社日に向けての準備を進めましょう。